タイのVisa申請を、ホーチミンで取得
最近、タイに長期滞在する予定になったため、タイのVisa申請をホーチミンで行うことになった。
ラオスがタイからも近く、渡航費が一番安く済むらしいけれど、ホーチミンは行ったことがないので、今回渡航先として選んだ次第です。
ちょうど、2015/11/13から、Multiple Tourist Visa(マルチプル観光ビザ)といって、
半年間の間、何度もタイを出入り可能なビザが発行され、期待が高かったが、
残念なことに、これは日本人の旅行者の場合は、日本国内でしか取得できないことがわかった。
マルチプルビザの特徴
価格: $200
有効期限: 6ヶ月
滞在日数: 60日
ベトナムのタイ領事館では、ベトナムの国籍を持つか、ベトナムのロングステイパーミットを持つ人のみ、申請が可能な模様。
*滞在日数は、ビザの有効期間内であっても、この日数以内でしか滞在ができない。
そのため、タイ国外へ一時出国しなければならない。
*タイのイミグレで、延長可能かは不明
シングルビザの特徴
価格: $40
有効期限: 3ヶ月
滞在日数: 60日
*タイのイミグレで1ヶ月延長可能
すぐに取得できるとの情報があったが念のため、ホーチミンに4泊ほどホテルを予約しておいた。結果的にはいろんな問題が発生して、時間がかかってしまったので、バッファを用意しておいてよかった。
他も同じかもしれないけれど、ホーチミンのタイ領事館は、平日しかやっていない。
そのため、ビザ取得のための渡航であれば、日程は平日に限定したほうが良い。
僕の場合は、土曜日に到着し、日曜日に申請しようと思っていたけれど、1日損してしまった。
また、取得する際は、タイ国外へ出国するチケットのプリントアウトが必要とのことで、急遽近くのカフェで航空チケットを取得し(キャンセル可能なものを選択)、滞在していたホテルでプリントアウトしてもっていくことになった。
近くのカフェやホテルでプリントアウトしてもらおうと思ったが、諸事情がいろいろあって断念・・・。
予約した予約ページをケータイでPDFとして保存して、USBメモリへ保存(マイクロUSB、USB端子が2つ付いているもの。これは便利です)。
カフェのスタッフへ印刷を依頼。しかし。。
- プリンターがそもそもない
- プリンターを使わせてもらえない
- プリンターがあっても、PDFソフトが入っておらず開けない
- 画像として保存しなおし、印刷しようとしたが、インクが切れていてちゃんと印刷できず
領事館近くの色々な場所でねばってみたが、こんなことがあって印刷できなかったため、結局滞在していたホテルへ戻り、印刷してもらうことにした。
滞在していたホテルでは、すぐに印刷してもらうことができたため、最初からこうすればよかった。
申請した日が月曜日の14:00頃、取得できたのが、次の人の火曜日13:30なので、
申請が通ればかなり早く取得できることがわかった。
なお、申請中はパスポートを預けることになってしまうので、申請後にパスポートが必要なことをするのには注意が必要。
ビザの申請に必要なもの
- パスポート
6ヶ月有効なもの - 写真
3.5 x 4.5 cm 申請書に貼り付ける。 - お金 USドル
シングルビザの場合、$40
マルチプルの場合、$200(現在のところ、旅行者は日本国内のみ受付)
領事館では、USドルしか受け付けていなかった。予め換金してもっていく必要があるだろう。 - 申請書
印刷してもっていくか、タイ領事館にもおいてあるのでそこで記載することも可能。ただ、ホーチミンの領事館、対応者が1人しかおらず、時間帯によっては混雑しているため、予め記載した状態で持って行ったほうがよいと思う。 - タイからの出国チケットを印刷したもの
あくまで、観光ビザなので、出国するチケットを取らないといけないとのこと。
また印刷物でしか、確認はしないとのことで、予め準備しておかなければ面倒かもしれない。
申請フォームはこれ
3ヶ月以上滞在する場合
ビザの有効期間は3ヶ月だけれど、1度の滞在期間が60日になっているため、
それまでに出国しなければいけない。
気をつけなければいけないのが、一度出国した場合は、ビザはその時点で消えてしまう。そのため、ビザの効力を継続したい場合は、出国時にリエントリーパーミット(再入国許可)の申請をする必要がある。
また、一度の滞在期間を、90日にする場合は、滞在期間の延長申請をすることによって、+30日(60日+30日=90日)の滞在が可能となる。
情報によると、リエントリーパーミットを取得した後に、延長申請をすると、
リエントリーパーミットが消えてしまうことがあるとのこと。
両方を申請する場合は、延長申請からしたほうが良いと思う。
*通常、リエントリーパーミットは出国時に取得することになると思うので、このようなケースに該当するのは稀かもしれない。
また、注意しないといけない点としては、期間延長申請は、滞在一ヶ月後以降でしか受け付けてもらえない。
これを知らずに現地に行ってしまい、順番待ちが多く2時間待たされた挙句に、「早すぎる。一ヶ月たったら、また来てください」と言われてしまった。
リエントリーパーミット RE-ENTRY PERMIT
出国しても、ビザが無効にならないための許可証
出国1時間以上前に、空港のイミグレーションで取得可能
必要なもの
- 申請書
- 1000バーツ。現在のレートで、3400円ほど ( 1バーツ、3.4円計算 )
- 写真 4x6 cm
*出国のたびに、申請しなければならない。
滞在期間の延長申請
滞在期間の30日延長
観光ビザを持っている場合は、60 + 30 = 90日滞在可能になる
滞在一ヶ月経過後に取得可能となる。
また、空港とは別のイミグレーションで取得する必要がある。
必要なもの
- 申請書
- 1900バーツ。現在のレートで6460円ほど
- 写真 4x6 cm
- パスポートのコピー
なお、写真とパスポートのコピーは、イミグレと同じ建物内のコピー屋さんで、作ることができる。写真は4枚100バーツ、コピーは1枚2バーツ。
Government Complex Center B棟(イミグレーションがある建物)への行き方
Mo chit Station 52番バス→Government Complex Center A棟
→巡回無料バスまたは、バイクTaxi→Government Complex Center B棟
Victory Monument Station 166番バス → Government Complex Center B棟
*166番バスは2つ存在しており、政府合同庁舎行きに乗る必要があるので注意が必要。
白背景に、赤文字の行き先が書かれているバスを選択する。
赤背景に、白文字は別の場所行きらしい。
申請書類のたびに、写真添付が必要なのはなんとかしてほしいと思うんだけれど、
なんとかならないものなのだろうか。